玄関ドアのリフォームはカバー工法がオススメ


玄関ドアのリフォームはカバー工法がオススメ

玄関ドアリフォームには、屋根リフォームのように、カバー工法があるというのはご存じでしょうか?

ただ古くなったから交換するだけではなく、断熱性や遮音性といった住宅の快適さの向上のためにリフォームするケースや、

防犯性を高めるためにドアリフォームをするようなケースもあります。

しかし、玄関ドアをまるごと交換すると、想定していたより施工に費用と日数がかかる場合が多いです。

リフォームするなら、カバー工法が費用と工期を抑えられてオススメです。

こちらの記事では、玄関ドアカバー工法のメリット・デメリット、リフォーム時の注意点をご紹介します。


玄関ドアのリフォームの必要性

玄関ドアのリフォームの必要性

玄関ドアリフォームは玄関ドアのデザインや機能性を向上させるための工事です。

玄関ドアは、家の顔とも言える存在であり、リフォームすることで家の印象を大きく変えることができます。

そもそも、どうして玄関ドアのリフォームは必要なのでしょう?

玄関も長年使用していると、経年劣化で傷みや歪みが生じてしまいます。

そのようになってきたら玄関ドアの交換のサインです。

また、家を外壁塗装して、外観を綺麗にしたタイミングで色合いやデザインにあったドアに交換するのも良いでしょう。

最新のドアでは、防犯性も向上していて、従来の鍵を必要としないスマートキーなどもあります。

玄関ドアをリフォームすることで行える性能向上

玄関ドアは木製や金属製など、さまざまな素材やデザインの玄関ドアからお選びいただけます。

デザインだけでなく、開閉時の利便性や防犯・断熱・遮音の機能もリフォームすることで性能アップできます。

断熱性向上

断熱性向上

玄関ドアは、家の面積の割合で見るとそれほど大きくない場所ですが、開口部の中では最も面積が大きく、冷暖房の効率に大きく影響します。

玄関ドアを断熱リフォームすることで、屋外と室内との温度差を小さくすることができ、冷暖房の効率を上げることができます。

これにより、冷暖房の使用量を減らすことができるため、光熱費の削減につながります。

特に冬が厳しい北海道では、玄関ドアを断熱リフォームすることで、冷気の侵入を防ぎ、暖気を室内に留めることができます。

機能性向上

機能性向上

機能性向上を目的とした玄関ドアリフォームでは、断熱性や遮音性の高い玄関ドアを選ぶことができます。

また、自動ドアやタッチキーなどの機能を取り入れることで、利便性を向上させることができます。

防犯性向上

防犯性向上

玄関ドアは、防犯対策の第一線に位置する設備です。

防犯性向上を目的とした玄関ドアリフォームでは、防犯ガラスやダブルロックなどの機能を備えた玄関ドアを選ぶことができます。

また、センサーライトや録画機能付きインターホンなどの防犯設備を設置することで、セキュリティを強化することもできます。

耐久性向上

耐久性向上

玄関ドアは、開閉時の振動や紫外線、雨風などの影響を受けることで劣化していきます。

リフォームすることで、玄関ドアの耐久性を向上させることができます。

築年数が経過したり、劣化が見られたりする場合は、リフォームを検討してみるのがオススメです。

玄関ドアリフォームするための2つの工法

玄関ドアリフォームするための2つの工法

玄関ドアリフォームには大きく分けて2つの工法があります。それぞれの工法によって工期も費用も異なります。

カバー工法

玄関ドアの枠を取り外さず、その上に新しい枠を設置する工法です。工期が短く、費用がそれほどかかりません。

枠交換工法

ドア周りの壁や床を壊してドアの枠を取り外し、新しい枠を設置する工法です。

既存の玄関ドアの枠が腐食や破損している場合や、デザインや機能性を大幅に変更したい場合に選ばれます。

取り壊して作り直す必要があるので、工期が長く、費用もかかります。

玄関ドアカバー工法の特徴

カバー工法は玄関ドアの枠を取り外さず、その上に新しい枠を設置する工法です。

この工法が登場するまでは、ドア枠の周囲の壁や床を壊して、新しい枠を設置しなければなりませんでした。

カバー工法は既存のドア枠を活かしながらリフォームするので、工期が短く、費用も抑えることができます

メリット

  •  ・工期が短い(1日で完了する)
  •  ・費用が安い
  •  ・壁や床を壊す必要がないため、廃材処分や騒音・粉塵が少ない

デメリット

  •  ・重ねた枠の分だけ入り口が狭くなる
  •  ・重ねた枠により段差が生じる

注意点

玄関ドアの枠が経年劣化により腐食や破損していると、施工が難しいケースが多いです。

工事に使用できる玄関ドアは、メーカーによって規格が異なるため、リフォーム会社にご相談くださいませ。

リフォームの流れ

  1.  1.玄関ドアを取り外す
  2.  2.ドア枠の不要な部分を撤去
  3.  3.新しいドア枠を古いドア枠の上に重ねる
  4.  4.室内と室外の額縁を設置する

カバー工法はこんな人にオススメ

    •  ・玄関ドアのデザインや機能性を向上させたい
    •  ・工期を短縮したい
    •  ・費用を抑えたい



カバー工法は工期が短く、費用が抑えられることから、近年人気が高まっている工法です。

最短1日でリフォームが完了するので、午前中から施工しても夕方には新しいドアにリフォームできます。

玄関ドアカバー工法のメーカー商品

カバー工法で設置するドアは、どのメーカーのものが良いでしょうか。

玄関ドアを製造・販売している大手メーカーで、カバー工法を採用しているメーカーをご紹介します。

玄関ドアカバー工法を採用しているメーカー

・LIXIL
・YKK AP
・三協アルミ


上記の3社はカバー工法に対応した玄関ドアをラインアップし、さまざまなデザインや機能の中から、ニーズに合わせてお選びいただけます。

LIXIL

LIXIL
出典:株式会社LIXIL

LIXILのドアリフォーム商品は、「リシェント」というシリーズで展開されています。

採風窓や高い断熱性能で、一年中心地よく快適に過ごせます。

先進のロックシステムで便利に鍵を開け閉めでき、防犯性能も高まります。

さらに、住む人の個性に合わせて選べる51のデザインバリエーションがそろえられています。リフォームの工期は1日で済みます。

YKK AP

YKK AP
出典:YKK AP株式会社

玄関ドアのカバー工法は、「ドアリモ」というシリーズで展開されています。

ドア周りを壊さず、住みながら最新の玄関ドアへリフォームできます。

便利で快適、防犯にも配慮した電気錠「スマートコントロールキー」で安心の暮らしが叶います。

通風デザインを選べば、空気が淀みがちな玄関にフレッシュな空気を取り込めます。

防犯やプライバシーへの配慮も万全です。67のバリエーションから自分に合ったデザインを見つけられます。

三協アルミ

三協アルミ
出典:三協立山株式会社

三協アルミは、「ノバリス」というシリーズで玄関ドア商品を展開しています。

デザインのバリエーションが豊富で、玄関ドアと外壁や内装をコーディネートすることができます。

断熱性と遮音性に優れていて、冬は暖かく、夏は涼しく過ごすことができます。外部の音を遮り、静かな環境を保てます。

費用情報

費用情報

カバー工法の費用はドアの種類や性能で異なりますが、 それでもサッシごと交換するドアリフォームより、費用は抑えられます。

カバー工法の費用のポイント

実際にリフォームする際は下記のポイントを意識しましょう。

 ●木製や金属製など、素材の種類によって費用が変わってきます。

 ●シンプルなデザインよりも、複雑なデザインの方が費用が高くなります。

 ●断熱性や遮音性、防犯性などの機能が充実している玄関ドアは、費用が高くなります。


カバー工法の費用を抑えるポイント

シンプルなデザインを選ぶ

複雑なデザインよりも、シンプルなデザインの方が費用を抑えることができます。

機能性を必要最低限にする

断熱性や遮音性、防犯性などの機能が充実している玄関ドアは、費用が高くなります。

キャンペーンや補助金を利用する

業者によって玄関ドアをお得にリフォームできる、キャンペーンを開催している場合があります。

タイミングによっては、断熱性能を向上できる商品などでのリフォームで補助金が出ることも

補助金はお住まいの地域や、リフォーム業者によって対応できるものが異なりますので、ぜひリフォームのご相談の際にお問い合わせくださいませ。



玄関ドアのカバー工法は、工期が短く、費用も抑えることができることから、近年人気が高まっている工法です。

ただし、開口部が小さくなったり、下枠に段差ができることもあるため、事前に注意しておきましょう。

まとめ

玄関ドアのリフォームは、既存の玄関ドアの枠を取り外さずにリフォームすると工期と費用を抑えられます

ドア枠が劣化している場合は、カバー工法での施工が難しくなるのでご注意ください。

玄関ドアが古くなってしまって交換が必要な方はもちろん、デザインや性能向上を目的としている方にもオススメです。

はつしばリフォームでは多数の施工事例をホームページに掲載しています。ぜひこちらもご覧くださいませ。



100万円かけないと キッチンリフォームはできない?




キッチンリフォームをしたいけど費用が心配、100万円以上じゃないとできないの...?

キッチンリフォームをお考えの方で、このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃらないでしょうか。

高額なイメージがあるキッチンリフォームですが、100万円と言わず、できるなら価格を抑えたいですよね。

こちらの記事では、100万円の予算でどのようなリフォームが出来るか

費用相場・費用を抑えるポイントについて詳しくご紹介します。ぜひ参考にされてみてください。


キッチン・台所リフォームは100万円以上必要?



キッチンのリフォームにかかる費用は様々ですが、一般的な相場として、

システムキッチンの費用は60万円から200万円と幅があり、設備交換費用は30万円~が平均相場です。

交換費用は、キッチンリフォームの工事の内容によって大きく変動するため、上限は決まっていません。

キッチンの位置はそのままでキッチンの本体のみを交換する場合は、50万円~で100万円以下での施工も実施可能です。

キッチンには様々なグレードがあり、取り付けるキッチンの種類や、戸建てかマンションかにもよっても価格が変わってきます。

キッチン自体のリフォームに加えて、壁や床などの内装も一緒に行う場合、おおよそ100万円程度が一般的な相場です。

壁を撤去して対面式のキッチンに変更したり、キッチンの場所を移動したりする場合、

追加で配管工事や電気工事が必要となってくるため、工事費用は150万円程かかります。

キッチン・台所のグレードによる違いとリフォーム費用

キッチン・台所リフォームは、選択するキッチンのグレードによって費用が異なりますが、実際にどのような製品があるのでしょうか。

キッチンの種類やどこのメーカーのキッチンをを選ぶかによって機能性が異なるので、リフォームを成功させるためにも、ご自身に合ったキッチンを選ぶことが大切です。

ここでは、各メーカーごとに、特徴と価格をご紹介します。

LIXIL(リクシル)

LIXILは、様々な便利な機能を携えたキチンを多く販売しており、その性能の高さが人気を集めています。

例えば、らくパッと収納と呼ばれるドアポケット収納、水を流すたびに自動的に清潔に保つくるりん排水口

そしてシンク、コンロ、扉の色を組み合わせて自分の好みに合わせたキッチンを作成できる彩コーデなどがあります。

シエラ


出典:株式会社LIXIL

シエラSは、優れたコストパフォーマンスと多彩なデザインが特徴です。

L型キッチン対面キッチンにもカスタマイズ可能で、自分のニーズに合った設備や機能を選びたい方におすすめです。


リフォーム価格:503.000円~


ノクト


出典:株式会社LIXIL

ノクトは、Wサポートシンクという料理と後片付けを効率的にするシンクがあり、シンク内には特別な傾斜が施され、水と汚れがスムーズに排水口に流れるデザインとなっています。

また、タッチレスで水を出すこともできる機能や掃除不要のレンジフードなど、日々の家事や掃除をかなり楽にすることができる機能が盛り沢山です。


リフォーム価格:686.000円~


リシェル


出典:株式会社LIXIL

リシェルSIの最大の特徴は、セラミックの調理カウンターです。

セラミックは、熱に強いという特性を持つため耐久性に優れています。

また、強度はステンレスよりも高いため傷もつきにくいという特徴も。

さらに、特殊な構造で、軽い力で簡単にものを取り出すことができるらくパッと収納もあり、かなり性能に優れたキッチンです。


リフォーム価格:861.000円~


TOTO

トイレやユニットバスのイメージの強いTOTOですが、

水栓金具を専門に製造しているメーカーとして、水まわりの使い勝手にユニークな特徴があります。

ミッテ


出典:TOTO株式会社

ミッテはシンプルですっきりとした見た目が特徴。

また、水ほうき水栓により、空気がたっぷり含まれているシャワーが使用することができるため、節水効果も抜群です。

さらに、フィルターのないスーパークリーンフードというレンジフードを採用しているため、軽く拭くだけで簡単に汚れを落とすことができます。

水回りを清潔に保ちたい方にピッタリの製品です。

リフォーム価格:593.000円~


ザ・クラッソ


出典:TOTO株式会社

ザ・クラッソは、クリスタルカウンターなどデザイン性に優れており、どんなインテリアにも合うシンプルなデザインが人気の1つ。

また、清潔さをキープするきれい除菌水や手をかざすだけで水が出る便利なセンサー機能を備えています。


リフォーム価格:722.000円~


クリナップ

クリナップは、キッチン業界において高い評判を持つ会社の一つで、長年にわたり多くの国でキッチン製品を提供しており、

その高いデザイン性や品質から多くの顧客から支持されています。

そんなクリナップの特徴はなんといってもステンレス製のキッチンです。

クリナップは、シンクだけでなくキッチンの骨組みにもステンレスを使用しています。

ラクエラ


出典:クリナップ株式会社

ラクエラはクリナップの中でコストを抑えた標準タイプの一つです。扉パターンが豊富でカラーは31種から選ぶことができます。

また、収納力も豊富で取り出しやすいのも特徴で、ステンレス素材のため傷や汚れが付きにくいことも魅力です。


リフォーム費用:485.000円~


ステディア


出典:クリナップ株式会社

キッチンのデザインや機能性を重要視しながらも、予算もある程度抑えたいという方にピッタリの商品です。

本体キャビネットはクリナップの高品質なステンレス製で、清潔感耐久性に優れています。

デザインだけでなく、実用性にも優れているキッチンです。


リフォーム費用:772.000円~


セントロ


出典:クリナップ株式会社

最高級のステンレスキッチンを求める方にピッタリの製品です。サポートプレートを備え、作業スペースを広げることが可能です。

デザイン性にも優れており、高級感が際立つキッチンとなっています。汚れや臭いがつきにくく、優れた耐久性など様々な特徴があります。


リフォーム価格:1.033.000円~


Panasonic(パナソニック)

抜群の知名度を誇るパナソニック。パナソニック製品の特長は、料理のしやすさを追求した機能が豊富にそろっていることです。

また、スタイリッシュなデザインも特徴の1つで、デザイン性と機能性、どちらの面でも人気の高いメーカーです。

リビングステーション V-Style


出典:パナソニック リフォーム株式会社

パナソニックのリビングステーション V-styleは、使い勝手の良いシンプルなキッチンです。

省エネルギーを考慮したキッチン製品で、エコナビ機能を搭載したレンジフードLEDライン照明などが採用されています。


リフォーム価格:509.000円~


ラクシーナ


出典:パナソニック リフォーム株式会社

ラクシーナでは、リビングステーション V-Styleにはないラクするーシンククッキングコンセントが搭載されています。

これにより、水垢を防ぎ清潔なキッチンを保つ他、手元にコンセントもあるため日々の料理を効率的に行うことができます。


リフォーム価格:597.000円~


【50万円未満、100万円以上】価格別にできるキッチン・台所リフォーム

【50万円未満】



部分的な工事のみの場合は、50万円未満でリフォームが可能です。コンロ、レンジフード(換気扇)食洗機の交換や設置は10万円~の費用で実施可能なケースも。

また、ワンルームのコンパクトなミニキッチンの交換についても、50万円未満の費用で工事ができる場合があります。

キッチンリフォームはプロへの依頼が一番ですが、収納や壁付けなど、部分的なものだとDIYで行うことで費用を抑えるという方法もあります。

ネットで調べればDIYの手順を紹介しているサイトも沢山あり、道具もホームセンターなどで手軽に買うことができます。

【50万~150万】



一般的なキッチンのリフォームにおいて、キッチン全体の交換工事の費用は、通常50万円からが多いです。

費用は、新しいシステムキッチンのレイアウトサイズグレード壁紙や床材の交換の必要性などによって変動します。

似た機種で、キッチンの位置を変えない工事であれば、100万円未満の費用で施工可能なケースが多いです。

一方、壁付けタイプのI型L型のキッチンをペニンシュラ型アイランド型に変更する場合、

通常は約100万円前後の費用がかかることが一般的です。

逆に、対面型キッチンから壁付けタイプに変える場合も、同様の費用で工事ができます。

さらに、オーダーメイドの造作キッチンを検討する場合でも、部材の選択によって同様の費用で設置可能です。

【150万円以上】



キッチンの位置変更に伴う大規模な配管工事が必要な場合、通常では150万円を超える費用がかかる可能性があります。

特に、1階から2階へのキッチンの移動を検討する場合、200万円から250万円以上の費用がかかる可能性があります。

また、特注品や高級品の採用、広範な内装補修、構造部の補強が必要な場合などは、費用が300万円を超えることもあるでしょう。

キッチン・台所リフォームの工事費用を抑える 100万円かけなくても理想のキッチンへ



工事費用が高額になる主なケースは、キッチンの位置を変更する場合です。

たとえば、I型のキッチンを対面型に変更する場合など、キッチンの移動には給水管、ガス管、ダクト管の工事が行われるケースが多いです。

費用を抑えたい方は、キッチンの位置を変更せずに単純に入れ替えることをおすすめします。

対面式キッチンが理想の場合は、作業カウンターなどを置かれると良いでしょう。



いかがでしたでしょうか。キッチンリフォームを100万円という予算で、どのようなことが出来るかご紹介しました。

はつしばリフォームでは、キッチンリフォームの施工事例を多数掲載しています。

リフォームをご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。



浴室窓のリフォーム|サイズや種類、効果的なリフォーム工法


浴室窓のリフォーム サイズや窓の種類、効果的なリフォーム方法ををご紹介

お風呂、浴室窓のリフォームをする際は、目的や何を重視したいかによって優先順位を明確にしておくことが必要です。

断熱性能向上なのか、目隠しを重要視しているのかによって、どの様な種類の窓が最適か浴室窓のリフォーム方法は何が良いかが変わってきます。

こちらの記事では、浴室窓を新設・リフォームする際にお悩みや目的に合ったものを選択できるように、浴室窓サイズや種類、機能をご紹介します。

ぜひ、こちらの記事を参考にされてみてください。


浴室窓のお悩みをリフォームで改善!

浴室リフォームを検討していると、あれもこれもとオプションを付けたり、機能性をアップさせすぎたりなどして予算オーバーとなってしまうことがあります。

リフォームをする際は、どうしても見た目や使い勝手にこだわりたいケースもありますが、目的や何を重視したいか優先順位を明確にしましょう

浴室の窓では特に、ヒートショック対策が優先となります。

浴室窓のリフォームでヒートショック対策

リビングなどの暖房などが効いた暖かい部屋から、浴室のような寒い場所に移動すると血圧が急激に変化して、最悪のケースではヒートショックが原因で亡くなってしまう方もいらっしゃいます。

そうならないためにも、浴室が冷えすぎないように対策をしましょう。

断熱効果のある窓ガラスや内窓にリフォームすることで、外気の影響を受けにくくなります。

快適な空間にする浴室窓の新設

浴室は交換するリフォームだけではなく、新規に取り付けるケースもあります。

窓を付けることで通気性が良くなって換気がしやすくなり、湿度を調整することができるので、結露やカビの発生を抑制できます。

ヒートショック対策清潔な空間に保つ、どちらも重要なポイントですので、ご家族の状況やお悩みに合わせて優先事項を決めて、窓リフォームを行うようにしましょう。

一般的な浴室窓の大きさ・サイズ

一般的な浴室の窓の大きさやサイズについてもご紹介します。

浴室の窓は換気のためにも、できるだけ大きな窓が望ましいと誤解されがちです。

実は浴室の窓の大きさはできるだけ小さいほうがおすすめで、一般的には30cmから60cmほどのサイズで、小さめの窓が取り付けられていることがほとんどです。



断熱性能を維持するためのリフォーム

まず断熱性の面から考えると、外壁と比較して一般的な窓は厚みがないこともあり、どうしても外気温の影響が受け断熱性が低くなってしまいます

小さめの窓サイズを採用し、そもそもの開口部のサイズをコンパクトにすることで、外の冷気対策につながるのです。



プライバシー保護するためのリフォーム

浴室というと完全にプライベートな場所です。外から隣人などから見られてはあまり気分の良いものではありません。たとえそれがシルエットだけであってもです。

目隠しという意味合いでも、窓は大きめのものよりも小さいもののほうが良いでしょう。

また、近年では目隠し対策に重きを置いて、ルーバー窓や上げ下げ窓などを採用されているご家庭が増えています

より目隠し効果を期待したいという方は、できるだけ浴室窓の位置にも気を付けたいものです。

窓を付ける場合は一般的には1m前後の高さがおすすめで、体のシルエットが見えない位置、頭部が見えるくらい高さに設定されるのが良いでしょう。



周辺環境に合わせた浴室窓のサイズを選ぶ

周囲に家がない場合は、目隠しをする必要がありません。

周りが美しい景観に恵まれているお風呂である場合、また2階以上に設置されたお風呂の窓の場合は、60〜80cmの大きめの窓を設置されるというケースも多いです。

この場合は、寒さ対策としてではなく、外の景観を楽しみながら入浴したいという方が選ばれている窓になります。

ご自宅の環境やご家族のニーズに合わせて、選ばれると良いでしょう。



浴室窓の種類・開き方

浴室で使用される窓にはあらゆる種類の窓があります。浴室に使われる窓の種類や開き方についても知っていただくと良いでしょう。

引き違い窓

2枚のサッシを左右に動かして開け閉めする窓です

従来の住宅では浴室にも良く採用されていた窓の種類になりますが、気密性が低いために、最近の新築住宅ではほかの窓が使われることが多くなりました。

また、空き巣などの侵入も容易なサイズであるため、防犯性もかなり低いです。



上げ下げ窓

2枚に分かれており、上げたり、下げたりすることができる窓です。気密性が高く、防犯性も高い窓です。



内倒し窓

窓の上部が屋内側に向かい、倒れこむようにして開く窓を指します。

可動域が少ないことから、窓が開く面積が少なくなるため、窓から第三者が侵入できず、防犯性が最も高い商品です。



縦すべり窓

縦に細長い形をした窓で、ドアのように外に押し出して開く窓です。

開けた時に非常に風通しが良くなり閉じた時にも気密性が高くなるというメリットがあります。



横すべり窓

横に細長い形をした窓であり、こちらも外に押し出して開く窓です。窓の角度を調整できるため、全開しなくても換気ができます。こちらも、気密性が高い窓です。



出窓

出窓は、建物から突き出した形になった窓であり、浴室の使用面積を増やしたい場合に使われることがあります。



ルーバー窓

複数の細長いガラスやアクリル板を並べた窓であり、窓に付いているハンドルを回すと板の角度が変わり開け閉めができるというものです。

まるでブラインドのような効果があり、目隠し効果としては抜群の性能があります。



内窓・複層ガラス・サッシリフォームが有効

すでにご紹介したように、ヒートショックを防ぐための寒さ対策は重要です。

寒さ対策として窓のリフォームを行うという場合は、断熱効果のある窓を選びましょう。窓リフォームの方法によって効果も異なるので、代表的な3点をご紹介します。

リフォームでお風呂に内窓を設置する

内窓は、既存の窓の内側にもう一つ新しい窓を設置するリフォームです。

浴室内の断熱性や気密性をアップさせることによって、結露や冷えを防ぐことができる窓です。

室内の熱の7割が窓から逃げていくと考えられていますが、一枚窓を追加することで浴室内の暖かさを保てるようになります。



浴室窓を複層ガラスに交換する

複層ガラスは、2枚以上のガラスの間にスペーサーという部材を挟むことで、中空層に乾燥空気を含ませ二重構造にしたガラスです。

水分を含まない乾燥している空気が入ることによって断熱効果が高まり、熱が伝わりにくくなることから、結露防止を期待することができるのです。

1枚の単板ガラスに比べると、断熱性は1.7倍近くにもなると考えられています。



サッシをリフォームする

これまで日本の住宅で主に採用されていたのはアルミサッシの窓ですが、アルミサッシは熱伝導率が高く、断熱性がかなり低くなります

そこで、寒さ対策としてはアルミサッシから樹脂サッシへの交換が理想的だと言われています。

樹脂サッシは塩化ビニール樹脂から作られている、非常に断熱性の高いサッシであり、熱伝導率がアルミサッシの約1000分の1とも言われているほどです。

実際に樹脂サッシへ交換すると夏は2℃低く、冬は4℃高くなると考えられています。



サッシは新しいものに取り換える以外に、既存のサッシに新しい窓サッシを被せるカバー工法というものがあります。

既存サッシの撤去を行わないので、工期や費用の削減が可能です。



浴室の窓リフォームについて窓のサイズや種類、代表的なリフォーム方法をご紹介しました。高断熱の浴槽であっても、窓からすきま風がビュービュー入ってくる状態では快適とは言えません。

また、窓が無く換気できない状況ではカビの発生もしやすくなってしまうでしょう。

窓のリフォームは窓ガラスの取り扱いやサッシの取り換えなど、DIYでは難しい工程が多くあります。リフォーム内容や施工方法についてご不明点がございましたら、専門家にご相談・ご依頼されるのが良いでしょう。



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