- HOME
- 施工事例一覧
- エクステリアのリフォーム事例一覧
- 堺市東区 M様邸 エクステリアのリフォーム 駐車スペースコンクリート土間工事事例
堺市東区 M様邸 エクステリアのリフォーム 駐車スペースコンクリート土間工事事例
駐車スペースを屋根付きに整備してほしい。 カーポートを立てるにはどうしたらよいですか?とのご要望でした。 |
施工事例データ
|
|
以前からトイレの改修や、家の修理をお願いしていました。 |
広い駐車スペースがあるのですが、土のままで、屋根がない状態でした。洗車したての車も入れる事が出来ませんでした。 | 大きな植木があり、10年前に敷いた簡易的な防水マット?が古くなり、水はけを悪くしています。 | 向かって左側に大きな庭石がありますが、あれを処分するには相当な費用が発生します。 コンクリート土間の踏み石として利用する事にしました。 |
1日目 | ||
マットを処分して、コンクリートを打設する計画にしました。 コンクリート土間の方が車を置いた時に、ボディの裏側が錆びて来ません。 |
ミニユンボですき取り作業という土工事をします。 駐車スペースには最低10㎝の厚さのコンクリートを打ち込む必要があります。 |
て、コラコラ。仕事の邪魔をしないでね。撮影できないでしょ。 今の古い地盤の土を掘削して、コンクリートを打つ厚み分、下げておかないとダメです。 |
この後、砕石を敷き込むので最低仕上がりから、12㎝くらいはすき取りします。 これから、コンクリート打つのに、このやんちゃな子がいます。 嫌な予感がしますね。 |
ダンプカーが入れる場所でしたので、直接砕石(砂・砂利・小石をミックスした物)を敷いていきます。 スチールレーキと呼ばれる(猪八戒が持っていたアレ)道具で、広く平らに敷き込みます。 |
綺麗に慣らした後、プレートと言う振動機で圧力をかけて、しっかり締め固めて平らにしていきます。 これをする事で、コンクリートを打設した後も地盤が下がるのを押さえ密着度も増します。 |
2日目 | ||
コンクリートを打つ前に、しっかりと雨仕舞いの事を考えてください。 今回は手前に雨水マスがありました。 縦に広く、コンクリート土間の勾配がとりにくいので、U字溝を入れる事にしました。 この段階でカーポートの柱を立てておきます。 |
ワイヤメッシュを敷きこみます。 普通車が入る駐車スペースの場合、太さ6㎜x150㎜マス目の鉄の格子を中に入れます。 こうする事で、コンクリートの破断強度が物凄く上がります。 |
100㎜巾のU字溝に縦方向に型枠を付け、コンクリートが仕上がる位置を事前にきっちり決めておきます。 水勾配考えていますのでこの段階も大変重要です。 いよいよ明日は生コンクリートの打設です。 |
3日目 | ||
今日は応援も呼んで、左官職人4人態勢で生コンクリートの打設作業に入ります。 生コンクリートは時間との勝負です。 暑い夏などは本当に乾くのが早いので、早朝から作業に入ります。 |
生のコンクリートは工場でミックスされた物を現場で直接使うのですが、この中にバラス(骨材)があらかじめ入っています。 一輪車を使って、コンクリートを打ち込む場所の真上に置いていきます。 これは、横流しを極力避ける事で、骨材が偏らない様にする為です。 |
打継ぎ時間もなるべく少なくします。 コールドジョイントと呼ばれる打継ぎ不良個所を避けるためです。 職人さん達が生コンクリートをどんどん押さえていき、平らに且つ、U字溝の方へ傾斜を付けていきます。 |
トンボと呼ばれるアルミ製の道具(1万円くらいします)で、土間の勾配を見ながら丁寧に調整していきます。 水平器を取り付けた特別仕様です。 |
デター。ちょっと目を離した隙に、コンクリートに足形が! 周りのブルーシートは猫除けの養生です。 高さ900㎜のシートを柱に立てて、くくり付けていましたが・・・ |
左官職人さんの腕の見せ所です。仕上げ押えはここからです。 コンクリート土間を2回は押えてツヤをどんどん出していきます。 使い込まれた左官の鏝は、コンクリートで磨かれて、刃物の様に尖っています。 |
見事!完全に押さえれました。 左官職人4人でコンクリートを交互に押え、ツヤを出してくれました。 ネコさんもう、歩かないでね。 |
見事に出来ました!カーポートの組立ての様子は、他の施工事例でも良く解説していますので、今回は主人公を中心に、撮影させて頂きました。 | もういくら歩いても平気ですよ。 猫や人間くらいなら、次の日。 車を入れるのは、約1週間はゆっくり乾かすとコンクリートの強度が出ます。 |
U字溝用スチールグレーチング細目 幅100㎜ すべり止め付きがピシッと入りました。 がたつきもほとんどなく、完璧です。職人さん達に感謝です。いつもありがとうございます! |
三協アルミ カムフィNexR 熱線遮断ポリカーボネート板を下から撮影しました。 やはり、明るさは少し落ちますが、夏場は大活躍してくれそうです! |
■カーポートの屋根パネルの材質は主に4種類あります。 ・普通のポリカーボネート板は三種類あります。 かすみ(SI)が一番ポピュラーです。 昔のアクリルパネルと比べても数段強度が増しています。 ・熱線遮断ポリカーボネート板が、今回採用したものです。 少し透明感がないのがわかりますか?取り付けると独特の高級感があります。 少しの価格UPですので、昼間、車に突然乗る機会のある方や、夏の暑さがきつい年配の方にはおすすめです。赤外線(熱線)を83%カットします。 ・熱線遮断FRP板のかすみ調ですが、これも少しの価格UPで大丈夫です。 FRPはガラス繊維が含まれているので、日光の反射で少し模様が見えるのが特徴です。 赤外線(熱線)を78%カットします。 ・熱線遮断FRP板DRタイプですが、これは防火性が大幅にUPしたものです。 価格も大幅にUPしますので、防火地域や準防火地域などにお住いの方にはおすすめです。 赤外線(熱線)を72%カットします。 |