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堺市北区 I様邸 内装リフォーム 猿棒竿縁天井張替え工事事例
以前、はつしばリフォームさんに瓦屋根の雨漏りを直してもらってだいぶ経ちます。 もう大丈夫やと思うから、廊下の天井を綺麗にして欲しい。 竿縁から替えて欲しい。とのご要望でした。 |
施工事例データ
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屋根の雨漏り補修工事をしてから半年間、雨漏りがしていないか様子を見てもらっていました。 | 廊下の途中、丁度平屋になっている天井の部分です。 お客様をお通しする一直線の廊下なので、雨漏りの跡がよく目立ちました。 |
ところどころ染みが出ています。 竿縁にそってシミになっているのは、雨漏りではなさそうです。 |
丁寧に天井板を外して行きました。 天然の杉板を使っていました。 通常、竿縁天井の張替え工事の場合、天井板のみを張り替える事が多いです。 以前張替えた時は、天井板のみ張替え、猿棒竿は残したみたいです。 その際、猿棒竿を濡れぞうきんで拭いたんだそうです。 |
しかし、お施主様の天井板は天然の杉板(無塗装)を使用しています。 天井板は施工時には気が付きませんが、10年、20年経つと表面に、施工時に触った大工の手の脂や、掃除の際付いた水分が紫外線で酸化して、ゆっくりと浮き出てきます。 |
雨漏りをしていた屋根裏です。 下から見上げるように撮影しています。 土もしっかり残っていて、綺麗なので、雨漏りは完全に止まっています。 雨漏り以外のシミは、水拭きをした際の、洗い染みだとわかりました。 |
天井板の構造が分かりやすかったので某ブログから図をお借りしました。 写真では写っていませんが、野縁を廊下の上をまたぐ様に組んでおきます。 その野縁に上から猿棒竿縁を釘留めしていくのです。 その竿縁にすべての天井板を乗せると、下から見た時、釘が全く見えないので美しい仕上がりになるのです。 |
天然の杉の天井板が張られました。 まっさらの軍手を使って丁寧に張りこんでいきました。 丁度、手前から奥へと張り逃げしていきます。 |
綺麗に猿棒竿も取付けられました。 ちょうど合う猿棒竿はもちろん無いので、現場でカンナで微調整しながら隙間なく、ピシっと取付けていきます。 |
この角の部分は手間が掛かっています。 シミは雨漏りだけではありません。 天井材は水拭きはやめてください。 汚れが取れないばかりか、シミになります。 |
ほとんどの天井材の場合、プリント貼りなので、薬品による灰汁(あく)洗いも出来ません。 和室の柱や、天井板等を綺麗にする時は、必ず信頼出来る専門家に相談してください。 |