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堺市東区 K様邸 外壁塗装工事事例 外壁塗装編
外壁がところどころ割れて、色も剥げてきている。 外壁塗装を頼もうかな。 その時、裏の出窓も痛んでいて気になってるから、しっかり見て直して欲しい。とのご要望でした。 |
施工事例データ
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以前も家のカーゲートや、ポストの柱を取付けてもらいました。 北さんにいつもお任せしています。 |
外壁は窯業系のサイディングでした。 北側の外壁は日が当たりにくい為、緑色の苔が生えていました。 切妻屋根の立派なお宅です。 |
南側には2階にテラスがあり、これをかわして足場を組む必要がありました。 以前から外構の工事もさせて頂いていたので、家の様子は頭に入っていました。 |
ラップサイディングと言うサイディングの施工方法です。 サイディング同士のシーリングの継ぎ目は少ないのが特徴です。 が、ひどくひび割れが続いていました。 |
サッシ周りや、軒の下などは、応力が掛かりやすく、外壁が割れる事が多いです。 | 反対側も割れていました。 地震が原因の場合も考えれます。 |
玄関も西日が良く当たるので、塗膜が飛んでいました。 家の西側は長時間強い日差しが当たるので、外壁が痛みやすいです。 |
サンプルの塗り板で仕上がりのイメージを考えていきました。 A4の大きさですが、実際に塗るとこれよりも1トーン明るく感じます。 それに、日当たりの良い外壁と、日陰の外壁とで色が全然違って見えます。 今回は、ND-108に決定しました。 |
ひび割れのチェックはしっかりとしておきます。 軒とのつなぎ目のサイディングの処理の仕方が荒いです。 |
出窓の上の外壁とのつなぎ目も大分弱っています。 アルミサッシが入っているので、雨仕舞いは出来ているだろうけど、少し心配です。 |
足場架け~高圧洗浄~クラック補修 | ||
さあ、今回も始まりました。 足場架けです。 安全第一でよろしくお願いします。 |
鳶職人さん、3人態勢でどんどん足場を組み立てていきます。 何とか敷地内で収めるのですが、どうしても足場の一部が隣にはみ出す場合は、事前に挨拶しておく事も重要です。 |
朝から組み立てだして、3時ごろ出来上がりました。 この後、実際に足場に登って、塗装がし易い足場になっているかと、外壁の割れチェックをしていきます。 |
外壁塗装下地用ボンドコークホワイトNBです。 サイディング外壁のひび割れを、このボンドコークを使って埋めていきます。 |
NBとは、ノンブリードの略で可塑剤(柔軟剤)が入っていないと言う意味です。 サイディングの目地には、このNBを使う様にしてください。 |
可塑剤が入っていると、外壁塗装後1~2年で表面に染み出してくる現象が起こるからです。 時々、ひび割れの補修跡が黒くなっている外壁を見ませんか? あれです。 |
外壁洗浄前の南側、2階のテラス上部の写真です。 普段は絶対に洗えない場所なのでしっかりとチェックしておきます。 |
外かべの洗浄が始まりました。 屋根の上から順番に洗浄を始め、丸1日掛けて、入念に高圧洗浄します。 汚れが、ドロドロと流れ出します。 |
2階のテラスもきっちり高圧洗浄をしました。 ピッカピカになりました。 この後、塗装をするのですぐに養生しておきます。 |
切妻屋根の上部に付いている、洋風矢切です。 屋根裏の通気口を兼ねています。 樹脂にエナメル塗装をしていますが、色が完全に飛んでいます。 |
破風の部分の釘が抜けかかっています。 こんな所は足場が無いと絶対に処理できません。 |
今のうちに必ず、ステンレスのスクリュー釘を打ち直すか、何か処置しておきます。 |
養生処理~外壁下地シーラー塗装 | ||
今回も下地にはニッペファイン浸透シーラーを使用します。 2液性のエポキシ樹脂でしっかりと塗装下地を作ってくれます。 |
養生作業をしていきます。 養生作業でも半日以上掛かりますので、計画に入れておきます。 |
シーラーをしっかりと染み込ませ、表面が濡れ色に定着するまでローラー塗装作業を続けます。 |
中塗り1回目~出窓ブリキ取付け | ||
今回使用するサイディングボード用外壁塗料は、ファインシリコンフレッシュ ND-108 です。 ターペン系(業務用油性)は、1-2時間で乾いてしまいます。 |
2液形のアクリルシリコン樹脂塗料です。 ターペン可溶なので、臭いも少なく、ご近所や、家の中に居られても気を遣わず作業が進めれます。 |
コーナー部材や、雨樋等はいつものファインウレタンU100 ホワイトを使用しています。 この塗料は1液性で扱い易い塗料です。 |
通常の刷毛では届かない所も、長目地刷毛で塗りこんでいきます。 | 同時進行で、ブリキの庇(ひさし)の加工取付けも進めました。 JFE鋼板で0.35mm厚の屋根材を使用します。 |
ブリキ加工機です。 この機械で、現場にピッタリの庇を曲げ加工してくれます。 |
親会社(㈱ヨシワ金物)に、白色の鋼板が丁度在庫でありましたのでそれを使用します。 |
庇に合うように取付けし、変成シリコンで接合部を防水しておきます。 弊社で施工をする場合、材料はすべて卸ルートで、安価に入荷出来るのが強みです。 |
ピッタリ納まりました。 プロがしているので、当然ですね。 従来のままでも雨漏りはしていなかったので、この上に仕上げ塗りをすれば雨仕舞いは完璧です。 |
中塗りだけでも、ほとんどのクラックは埋まってしまいます。(写真は中塗りの状態です) この後、仕上げ塗装をして行くと、クラックがあった事すらわからない位平滑になります。 |
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1液ファインウレタンU100 ホワイトを使用して、玄関と、洋風矢切りのポイント色を作製しました。 | 南面の切妻屋根には日が良く当たります。 常に紫外線が当たり、塗料には過酷な環境下です。 指でなぞると顔料が全部付いてきました。 |
軽く表面を拭き取り、下地を出した後、丁寧にガラリ部分を塗っていきました。 |
裏の細い所も、外壁と矢切りとで塗り分けしています。 業者だけに任せておくと、手間の掛かる目立たない場所は塗らない事がほとんどです。 |
直ちに雨漏りする箇所ではありませんが、外壁が出来上がった時、美しくありません。 せっかく外壁塗装をしたのに、塗っていない現場も時々見ます。 |
仕上げ塗装の段階の写真になります。 サイディング目地の一本一本、すき間を詰めるように刷毛で塗りこんでいきます。 |
もちろん、足場の控え金具の裏側もきっちりと塗っていきます。 | ラップサイディングの場合下から見た時、小口が見えるので、刷毛を使い下から塗りこんで行きます。 | クーラーのダクトはファインウレタンU100を塗り込んでいきました。 場所によって色々と使い分けています。 |
鋼板製の庇も一緒に、仕上げ塗装をしてくれました。 計画通りに出来ました。 |
ここは下から覗いても見えませんが、屋根の野地板が湿気で弱っている場所でした。 | 屋根の裏地なので、雨は直接かかりませんが気がついたので、刷毛でしっかりと防水塗装しておきました。 |
仕上げ塗装~破風・雨樋塗装 | ||
細かな所や、目につく所は刷毛でコツコツと塗って行きます。 約2日かかります。 |
破風も塗装しました。 黒屋根と、白壁のコントラストが美しくなりました。 |
錆びていた釘もこれで綺麗になりました。 |
写真が小さくてわかりにくいですが、軒裏の細い部分を刷毛で塗っています。 | 角雨樋の塗装が完了しました。 ウレタン塗装独特の光沢が出て、まるで樋を取り換えた様に見えます。 |
竪樋も上から下へ順次塗っていきます。 竪樋も新品同様の美しさになります。 |
玄関ドアの一部を試し塗りして、このままドアを、全塗装して良いか確認を取ります。 | ドアの表面が木製の場合、日に当たって乾燥し、ひび割れを起こしている事があります。 そんな時にはロックのポリパテを使用します。 |
ロックのポリパテ薄塗り用を使って、木肌の傷を補修しておきます。 そのうえをウレタン塗装で仕上げる事で、ツルツルの仕上がりになります。 |
ドアを開けた時に目につくゴムパッキンは、裏側までしっかり塗装をしておきました。 | 塗膜が剥がれて、うろこ状になっているので、皮スキや、スコッチブライトを使用して落としておきます。 その後、塗装表面に細かい傷を入れておきます。 |
細かい傷を入れる事で、下地との密着力が向上します。 ウレタン塗膜で表面は、焼き付けした様に固くなりますので、見た目が非常に美しくなります。 |
アルミの部分は塗り替えできませんが、磁石を使ってスチールかどうか調べていきました。 | クロス格子はアルミ製でした。 周りはスチール枠だったので、塗り替えしました |
塗装が完了したので、足場の解体に入ります。 鳶職人さん2人で朝から、昼過ぎまで掛かってバラし作業をしてくれました。 |
高圧洗浄~完工 | ||
足場を撤去した後、駐車スペースに設置してあったジャッキベースの跡が、くっきりと残っていました。 | 外壁の高圧洗浄をした際、駐車スペースも洗いましたが、落とし切れていない部分はもう一度洗浄しました。 | ついでに家の前のL字側溝も洗浄しておきました。 どんどん綺麗になります。 |
完成しました。 北側壁面に付着していた苔はもちろんなくなり、割れの補修、洋風矢切り、破風の塗装すべて完璧に仕上がりました。 |
南面も美しい仕上がりになりました。 窓枠はアルミサッシの為、塗装できません。 外壁の色を決める時はその辺りも考慮してください。 |