キッチンリフォーム 本当に使い易いレイアウト・収納・本体の選び方
- 投稿日:2022年 11月28日
- テーマ:リフォームコラム

キッチンリフォームの費用相場は50万円以上、お金だけではなく検討の時間や施工中の不便さを考慮すると
「失敗したくない、選び方を間違えたくない」
「新築時にはできなかった理想のキッチンを実現させたい」
と思われる方が多いのでしょう。
ひとくちにキッチンリフォームと言っても、レイアウトやキッチン本体のバリエーションが豊富にあるので、どれが最適か迷ってしまいます。
ではどの様な選び方が、リフォームの成功に繋がるのでしょうか。
こちらのページでは、はつしばリフォームが堺市でご依頼いただいた多くのリフォーム経験をもとに、キッチンレイアウトの選び方、キッチン本体の選び方をご紹介します。
目次
キッチンレイアウトの選び方
理想のキッチンを叶える為に、まずはレイアウトから選びましょう。キッチンのレイアウトを考える時は、動きやすさが重要なポイントです。
正三角形がポイント
気に入ったデザインのシステムキッチンでも、実際に使ってみると動きにくさや、調理中の効率の悪さを感じてしまうかもしれません。
ストレスの無いレイアウトにする為には、シンク、コンロ、冷蔵庫の距離が正三角形になる配置を意識すると良いでしょう。

利き手を意識してみる
メインで使う方の利き手を意識することも大事です。
右利きの方は冷蔵庫、シンク、調理台、コンロの順を右回りに配置するのがおすすめです。逆に左利きの方の場合は、左回りに配置すると違和感なく調理ができます。

導線をシミュレーションしてみる
一般的な新築や賃貸住宅の間取りでは、台所の入り口に冷蔵庫を置くスペースがあります。
台所の奥に冷蔵庫があると、ちょっと飲み物を取りたいという時に他の家族が料理をしていると、複数人がキッチンスペースに入ることになり、狭さや煩わしさでストレスを感じることが多いからです。
同様にキッチンスペースで不便さを感じるポイントは、食洗機を置くスペースがシンク・食器棚から遠い、シンクの水栓付近に食器洗い洗剤を置くスペースが無いなどでしょうか。
調理中の動きや自分の癖などをもとに、キッチンでの導線をシミュレーションしましょう。

ご紹介しました3つのポイントをもとに、具体的なレイアウトを検討しましょう。
システムキッチンには、壁付けタイプ、対面式タイプなど複数のタイプがあるので、こちらの記事も参考にされてみてください。
>>キッチンリフォームのタイプの違い
キッチンの高さ 選び方
システムキッチンの選び方では、横のサイズよりも高さが重要です。
キッチンの横幅は作業台やカップボード・キャビネットでカバーできますが、高さが合っていないと猫背になり調理しづらいなどがあるからです。
設置するキッチンを身長に合わせた高さにする為には、身長÷2+5cmの高さを選ぶと良いでしょう。
例えば、155cmの方は80cmが使い易く、160cmの方は85cmがピッタリだとされています。

今後中心となって使う人が変わるかもしれない
リフォームをする際は主に親世代が中心となって調理を行うものの、数年経ったら子世代が中心となって利用する場合もあるでしょう。
家族皆がキッチンを利用する場合は、高めのサイズで設定する選び方が正解です。
親世代にとってキッチンの高さが合わない場合、キッチンマットを敷くなどして調節するのが良いでしょう。

キッチン本体(開き扉・スライド収納)の選び方
キッチン本体の収納スペースでは、開き扉とスライド収納から選べます。
どちらも便利ですが、リフォームをする際はどちらが使いやすいか想定し、合っているものを選びましょう。
システムキッチンの開き扉 選び方
開き扉は、ある程度高さがあるので、背の高い食器や調理器具を収納しやすくなります。
収納スペースの上の部分は、突っ張り棒などで棚を作っても良いでしょう。アレンジしやすく、昔から開き扉を使用している方は使い慣れているかもしれません。
しかし、スライド収納と比較して、奥にしまった物が取りにくいというデメリットがあります。

システムキッチン スライド収納の選び方
スライド収納は引き出しになっている為、収納スペースを全体的に活用できます。
簡単に奥に仕舞った物を取れるので、調理中も軽い動作で調理器具を取り出せます。
リフォーム前までは開き扉しか使ったことがないという方は、使いやすさに驚くので、一度メーカーのショールームなどで体験してみると良いでしょう。
開き扉と比較すると、高さが無い場合が多く、背の高い調理器具や調味料関係の収納方法には工夫が必要です。

ワークトップ・シンクはどう選ぶ?
ワークトップ・シンクはどの様な選び方が良いでしょうか。
ワークトップというのは、普段キッチンの野菜を切ったり料理を盛りつけたりする天板のことです。
この2つはシステムキッチンでの面積が大きいので、どんな材質、色にするかでキッチンの印象が大きく変わります。
ワークトップ・シンク材質の選び方
基本的に汚れが付きにくい材質を選ぶのがおすすめですが、一般的には耐久性・耐水性・耐熱性のバランスが良くリーズナブルなステンレスが選ばれます。
高級感を出したい方は人造大理石、タカラスタンダードのホーロー製のキッチンでこだわりを出すのも良いでしょう。
「そこまでこだわりが無いけどスタンダードなものが良い」という時は、リフォーム前に使用していた材質と同じものを選ぶのも一つの手です。

耐久性が低いとどうなるの?
調理中は水を多く使うだけでなく、熱いフライパンや食器をワークトップ・シンクに置くことも良くあります。
どんなに人気でおしゃれなキッチン商品であっても、衝撃を与えてしまい傷がついたり欠けてしまうと、そこから細菌が繁殖しやすくなります。
もちろん、日々のお手入れで綺麗なキッチンを維持できますが、システムキッチン本体の耐久性・耐水性・耐熱性が高い素材を採用することがおすすめです。

ほかにもキッチンの扉の色やオプションにこだわりを
せっかくリフォームするからには、こだわりの詰まったおしゃれなシステムキッチンにしましょう。
扉のカラー
システムキッチンの扉の色を変える時には、周囲の色とのバランスが重要です。
パっと見た時に好みの色だと思っても、壁紙や家具などの色とバランスが取れないといまいちな印象になります。調和を持たせつつ、お気に入りの色や素材、模様を選ぶようにしましょう。
はつしばリフォームでキッチンリフォームを行った施工事例のお写真も、ぜひ参考にされてみてください。
>>キッチンリフォームの施工事例
こだわりのオプション
リクシル、クリナップ、パナソニック、タカラスタンダード、TOTOなどの人気キッチンメーカーでは様々なオプションが用意されています。
食洗機を設置する
これまでは自分で食べた後の食器を洗っていたという方には、食洗機をリフォームと同時に新たに取り入れるのもおすすめです。
一人暮らしの方はあまり馴染みが無いかもしれませんが、共働きなどで忙しい毎日を送っている家庭の場合、食器洗いの時間・手間が無くなることで家事のストレスが軽減されるでしょう。

タッチレス水栓
手をかざすだけで水を出せるタッチレス水栓があると、調理中に汚れてしまった手で水栓を触ることがありません。
調理器具で両手がふさがっていても、少し手を近づければ水洗いがそのままできるので、ちょっとの手間を無くせます。
水栓に雑菌や汚れが付着することも防止できるので、お手入れも楽になります。

IHクッキングヒーター
電気の力で天板が熱くなり調理ができます。ボタン一つで温度調整も行え、火事の心配がなく安全に使えます。
フラットな天板は汚れてしまっても簡単にお手入れできるので、スッキリと綺麗なキッチンを維持しやすいのもおすすめのポイントです。

キッチンの選び方についてご紹介しました。いかがでしたでしょうか。
キッチンをリフォームする際には、簡単に「人気メーカーだから」「人気商品だから」と決めてしまうのではなく、レイアウトや高さ、素材やオプションに関してそれぞれ自分に合ったものを見ていきましょう。
有名メーカーの商品であっても、不要なオプションを付けると機能面だけでなく費用面でも後悔してしまうので注意が必要です。
はつしばリフォームは、リクシル、クリナップ、パナソニック、タカラスタンダード、TOTOなど人気メーカーの施工実績が多数ございますので、キッチンリフォームの最適なご提案が可能です。
ぜひ、お気軽にご相談ください。
おしゃれな浴室にするにはどう工夫すれば良い?色味や素材、リフォームのポイントをご紹介します!
- 投稿日:2022年 10月25日
- テーマ:リフォームコラム

毎日使う浴室は、一日の疲れを癒す場所です。
人によっては、一日に2回以上お風呂に入るなんて方もいるのではないでしょうか。
そんな浴室がおしゃれだと気分も上がりますが、浴室リフォームを行うことで、おしゃれで機能性の高い浴室を手に入れることが出来ます。
おしゃれな浴室にするためには、浴室リフォームの施工でメインとなる壁・床・浴槽にこだわっていきましょう。
こちらの記事では、浴室リフォームをご検討の方に向けて、どのような色や素材のアイテムが浴室リフォームで選べるかをご紹介していきます。
それぞれのアイテムの特長を理解して、おしゃれで快適な浴室へリフォームしましょう。
目次
壁(パネル)の色・素材にこだわっておしゃれな浴室リフォーム
お風呂に入って一番最初に目につき浴室全体の印象を決める部分、それが壁です。
浴室リフォームでおしゃれな浴室を手に入れたい方は、壁の色や素材にこだわってみましょう。
印象をがらっと変えたい方は壁のデザインを、大幅に変更してみるのもいいかもしれません。
おしゃれな色味は?
定番のアイボリー
白やベージュといった定番色は膨張色のため、広々とした空間を演出します。
清潔な印象を与える色でもあるので、水回りを白系で統一される方も多いのではないでしょうか。

ダークカラー
黒やブラウンなどのダークカラーは、シックで高級感あふれる空間を演出します。
白い水垢が目立ってしまうため、こまめなお手入れが必要です。

パステルカラー
ピンクや水色といったパステルカラーは、優しげな印象や爽やかな印象を持たせることが可能です。
こだわりの色を選んでも、実際に使ってみると落ち着きが無いと感じるかもしれません。メーカーのショールームで、実際の色味を確認するようにしましょう。

同じ素材でも、表面が鏡面仕上げのタイプや光沢の有無など様々なバリエーションがあり、どれを選ぶかで大きく印象が変わります。
お風呂全体にどのような印象を持たせたいか、をイメージしながら色を選んでいきましょう。
おしゃれな素材は?
樹脂
樹脂は浴室の壁材として一般的によく用いられる素材です。
浴室全体にすっきりとした印象を与えるベーシックな壁なので、落ち着いたバスタイムになります。
メリットとしては汚れが付着しにくく掃除しやすいことや、保温性が高いこと、乾きやすいためカビの発生を抑制するなどが挙げられます。
画一的なイメージのある樹脂素材ですが、最近では木目調や石目調のデザインもあり、機能性とおしゃれさを併せ持つように進化してきました。

ホーロー
ホーロー素材とは、鋳物や鋼板といった金属素材の表面にガラス質の釉薬を焼き付けた素材のことです。
表面がガラス質となるため、ガラス特有の美しい風合いや肌触りの良さが特長です。
メリットとしてはその外観の良さや、汚れの落としやすさ、傷・カビの抑制などがあります。
注意点として、もしガラス質が傷つき水が染み込むと、内部で錆びが発生してしまいます。

タイル
モルタルとタイルを一枚一枚組み合わせて貼っていく壁の作りは、昔ながらの在来工法の浴室でよく使われていました。
タイルの色や形が豊富で安価なため、予算に制限があってもおしゃれなお風呂が作れる素材でした。
しかし、保温性が低いため冬場の寒さ、タイルとタイルの間の目地に水分が残り汚れやすいという問題がありました。
近年ではユニットバスへの浴室リフォームが主流となり、タイルの浴室自体が減っていますが、保温性を高めて冷たさを感じにくく加工されたタイルや、掃除のしやすい大判のタイルなどが販売されています。

木材
浴室の壁に木材を使用する場合は、ヒノキや杉といった浴室向けの木材を選択しましょう、温泉のようなリラックス空間を作ることができます。
木材ならではの香りや温かみを求める方や、経年劣化を楽しめる方におすすめの素材です。
木材は湿気を含んでしまうため、カビが発生しやすいというデメリットがあります。

アクセントパネル
ユニットバスの浴室リフォームの場合、壁面パネルのうち任意の面をアクセントパネルとして変更することも可能です。
メーカーごとに壁面パネルには3~4段階のグレードを設けている場合が多いです。
例えば、基本的にはベーシックなグレードにして1面だけ高グレードのものにすることでアクセントのあるおしゃれな空間づくりができます。
浴室リフォームで壁と床に統一感を出す
壁のリフォームに合わせて床材のリフォームを行うこともおすすめです。浴室全体の印象に統一感を持たせるためには、壁・床の両方の浴室リフォームが効果的です。
床の色もおしゃれに
浴室の壁と同じく、床材にも種類があり、樹脂・タイル・木材などが用いられます。
色のバリエーションも豊富で、細かな装飾が入ったものもあります。
色をそろえたり、アクセントカラーを意識することでさらにおしゃれな浴室になることでしょう。

床の素材は樹脂がおすすめ
樹脂製の床材は汚れが付きにくく、水はけが良いという特長があります。
また、表面に凹凸加工などの滑り止めの役割を持たせている商品や、高い保温性で冬場のお風呂でも寒さを感じにくい商品があります。
木材やタイルの床材は、水はけや保温性が悪い・掃除がしづらいものが多いです。
こまめなメンテナンスが難しい場合は樹脂の床材を使用することがおすすめです。

浴室リフォームを行う際は、浴室全体の印象や機能性を高めるために床材の変更も検討しましょう。
浴室リフォームで定番の浴槽の形をご紹介
浴室の顔とも言える浴槽、せっかく浴室リフォームをするならば浴槽にもこだわりたいですよね。
ここでは代表的な浴槽の形である、ストレートタイプ・ベンチタイプ・ワイドタイプの3種類についてご紹介します。
浴室のデザインとの親和性や、ライフスタイルに合わせた浴槽選びを行いましょう。
ストレートタイプ
もっともスタンダードな浴槽の形で、特に段差などもなく真っ直ぐ深い形に設計されたものです。
肩まで浸かれる深さに設計されていることが多いため、全身をお湯に浸してゆっくりリラックスすることが出来る浴槽タイプです。
また、直線的な形が多いため、どのようなデザインの浴室にも合わせやすい形式です。
一人暮らしの方や、バスタイムをゆっくり過ごすことに重きを置いている方におすすめの形です。

ベンチタイプ
Sライン浴槽とも言われ、横から見た断面図がS字型になっている浴槽です。
浴槽の中にベンチが設けられており、段差部分に足を載せてリラックスしたり、段差部分に座って半身浴をしたりと様々な入浴スタイルが楽しめる浴槽となってます。
段差がある分お湯を張る量が少なくなり、節水効果が期待できます。
また、子供や高齢の方でも段差部分をつたって入浴しやすいことも特長です。

ワイドタイプ
ワイドタイプの浴槽はその名の通り、ストレートタイプの浴槽よりも幅を広く大きめに作られた浴槽を指します。
親子など複数人で入浴する際も、狭さを感じず広々と入浴できるのがワイドタイプの浴槽です。
また、一人で入浴する時も手足を伸ばして、贅沢なバスタイムを過ごせます。
ベンチが付いているタイプもあり、子供を座らせて一緒に入浴するなども可能です。

浴槽の素材にこだわって機能性とおしゃれを両立した浴室リフォームを!
足を伸ばして温かいお湯に浸かってリラックス......。一日の疲れを癒すために、お風呂は必要不可欠な存在です。
また、素肌で長い時間触れる場所であるため、清潔さや機能性が重要視される場所でもあります。
浴槽で使われる素材4種をご紹介します。それぞれ機能や特長を知り、自分の理想に近い浴槽を選びましょう。
人造大理石
人造大理石の原材料はポリエステル系かアクリル系の2種類で、石材である大理石とは異なります。
人造でありながらも、天然大理石のような風合いを持ち、浴槽の素材として人気です。
表面に特殊な加工がされ、汚れが落としやすいというメリットもあります。
アクリル系人造大理石の浴槽が比較的高価ですが、美しい光沢、衝撃や熱に強いという特性を持ちます。

FRP素材
FRP素材とは、ガラス繊維強化プラスチックという軽量の樹脂素材を指します。
安価でありながらカラーバリエーションに富み、肌触りもなめらかなので、浴室リフォームで一般的に用いられています。
手ごろで好みのデザインを選べる反面、汚れが付きやすいというデメリットが存在します。

ホーロー素材
壁材にも用いられる、金属素材の表面にガラス質の釉薬を焼き付けた高級感のある素材です。
保温性が高く、浴槽自体が蓄熱するため入浴中に冷える心配がありません。
また、カビが生えにくいメリットもあります。
高価な素材であるため予算との相談が必要であることや、材質自体が重いため2階以上へ設置することが難しいので注意が必要です。

ステンレス
浴槽に用いられる材質としては最も安価な素材です。
サビや傷に強く、変色も少ないため表面の清潔感が保たれやすいというメリットがあります。
素材感が目立ってしまうため、浴室全体のおしゃれに気を配る方にはあまりおすすめできない素材です。
また、金属特有の肌触りによって好き嫌いの分かれやすい素材でもあります。

おしゃれなお風呂へ浴室リフォームするポイントをご紹介しました。いかがでしたでしょうか。 はつしばリフォームは堺市を中心にユニットバスのリフォームを多数ご依頼いただいています、 お得にリフォームいただける浴室リフォーム特別プランもご用意していますので、ぜひこちらもご利用ください。 |

トイレをバリアフリー化!介護リフォームのポイント
- 投稿日:2022年 9月27日
- テーマ:リフォームコラム

トイレをバリアフリー化する時には、それぞれの身体の状態や年齢に合った快適な空間に変えることが大切です。
トイレ本体や便器を変えるだけでなく、スムーズに使える様に手すりや引き戸への交換、介助者がサポートしやすいようにトイレ内のスペースを広げるなど、バリアフリー化、介護リフォームにはさまざまな方法があります。
こちらのページでは、どの様なバリアフリー化・介護リフォーム方法があるか、介護保険のポイントなどをご紹介しています。
「もっと使いやすいトイレに出来ないか」と、リフォームが気になり始めた方におすすめのページです。
ぜひ、ご参考にされてみてください。
目次
リフォームするための事前調査
介護を受ける側だけでなく、サポートする側もお互いに使用しやすいトイレにリフォームするには、まず初めに事前調査を行いましょう。
トイレの介護リフォームを行う際には、介助者の身体の状態や年齢に合わせて適切なプランニングが必要です。
使いやすいトイレの広さを決める
例えば、杖を使う場合や介助者の手を借りてトイレまで行けるものの、サポートが必要な場合と車いすを利用してトイレまで行く場合では、必要なトイレの面積に違いがあります。
それぞれの状況に合わせて、利用しやすいトイレのスペースを確保することで、ストレスを大きく軽減させることが可能です。

トイレリフォームを依頼する際には、まずは事前調査を依頼して、利用者が使用しやすい空間を確保できるよう適切なサイズに施行してもらうと良いでしょう。
リフォームの相談は、施工実績が豊富なだけでなく、顧客満足度が高いリフォームのプロに相談してみることをおすすめします。身体の状況を見て適切なトイレリフォームを提案してくれるなど、親切丁寧な事前調査を行ってくれます。
どんなバリアフリー化、トイレ介護リフォームがある?
トイレリフォームの施工例は数多くあります。
介護が必要な方や高齢者が、あったら便利と感じる機能を積極的に取り入れていくと、トイレを使用する時に使いやすさを実感できます。
手すりの取り付け
介護のためのバリアフリー方法はさまざまありますが、手すりを付けると身体を支えることができるため、自力でトイレに行く高齢者や障がい者の方も安心です。
手すりには、縦状のものや横状のものなど数多くの種類があります。しっかりと身体を支えるだけでなく自分で立ち座りするのであれば縦状の手すりがおすすめです。
横状の手すりの場合は、トイレの移動時につかまりながら歩くことができ、自力でできるだけ歩くことを諦めたくない方の強い味方になってくれます。
手すりについてはこちらのページでも、詳しくご紹介しています。

和式トイレから洋式トイレにリフォーム
和式トイレは、用を足す際に使いにくさや不便さを感じ、ストレスになってしまうかもしれません。
和式トイレから洋式トイレに変えると腰や足への負担が軽減されます。 洋式トイレは、しゃがんで用を足すことがないため、膝に負担をかけてしまうことがありません。

滑りにくい床材に変える
滑りにくい床材に変えると転倒防止につながります。足腰が弱い方や杖を使ってトイレに行く方の場合、クッション性のある柔らかい床材に変えると安心です。
また、表面に細かい凹凸のある、塩化ビニール樹脂製床に変えることもおすすめです。細かい凹凸によって滑りにくく、転倒もしにくいという特長があります。
一日に何度も行くトイレだからこそ、安心して足を運べる床材に変えるともしものトラブルを予防することが大切です。

引き戸と段差解消で出入口の改善
トイレのスペースに限りがある場合や、車いすを利用されている方は、ドアが大きく開く引き戸で移動スペースを確保しましょう。
また、安全を考慮するのであれば、出入口の段差をなくしフラットにするとケガの防止になります。

足元が見えるように照明を取り付ける
天井部分だけでなく足元部分にも照明を取り付けると十分な明るさを確保し、転倒を防ぎます。
年齢を重ねて目が悪くなってしまった高齢者の場合、照明が薄暗いと足元までしっかりと見ることが難しくなります。夜にトイレに行き、足元に注意を払わなかったことで転倒してしまうケースもあります。
リーズナブルな自動点灯の小型照明などもあるので、まず1つ付けて見るのが良いでしょう。

呼び出しボタンを付ける
いざという時のために、呼び出しボタンを取り付けると緊急時も即座に対応することが可能になります。
トイレ内で具合が悪くなった時や転倒してしまった時も、呼び出しボタンがあればすぐに助けを呼ぶことが可能です。
ボタン一つで別室に居る家族にトラブルを察知してもらうことができ、高齢者や障がい者の安全対策の一つになります。

介護保険を使ったトイレリフォーム
介護のための手すり設置や、段差解消などの支給対象のリフォームであれば、トイレリフォームにおいて介護保険の申請が可能です(申請、支給には条件があります)。
介護保険は、40歳からの加入が義務付けられており、要支援や要介護認定を受けるなど介護を必要としている方のための保険制度です。介護保険を利用すると介護費用の一部を負担してもらえます。

支給上限は18万円
原則では、自治体から認定を受けている被保険者が、20万円までの費用を対象として申請することができます。この20万円から自己負担の1割を引くと、支給上限は18万円になります。
適用になるリフォームは?
介護保険が適用され補助金が受けられるケースとしては、トイレに手すりを設置することや床材を変える、段差をなくすといったバリアフリー工事が挙げられます。
住宅改修は思ったよりも金額がかかってしまったり、急な出費が重なり資金繰りが難しくなってしまうこともあるでしょう。
介護保険の支給条件に則ったリフォームをすることで、自分が支払わなくてはならない費用を大きく軽減されます。
申請の流れ
まずは、介護保険を利用し補助金を受けることができるのか、条件や要件をケアマネジャーさんに確認しましょう。
ケアマネジャーさんと相談し、必要なリフォームの検討が始まったら、リフォーム会社にご相談ください。必要な改修のプランニング・お打ち合わせをさせていただきます。
その後、介護保険を申請するための必要書類の提出などがあり、リフォームが始まります。
介護保険の補助金はリフォーム終了後に申請を行った後、各自治体から支給されます。補助金が支払われるケースであっても、リフォーム会社への支払いが先に必要となるので注意しましょう。
また、介護保険のほかにも住宅改修補助制度を用意している自治体もあります。
住宅改修補助制度を利用すれば介護保険で支払われる補助金にプラスしてリフォーム費用に充てられるため、さらに負担が軽減されます。

はつしばリフォームの施工事例をご紹介します
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